BLACK PANTHER

ブラック・パンサー

本来なら単体もののほうが面白いという持論があるんだけど、アベンジャーズ率の低さになぜか拍子抜けしてしまった。
てっきりキャプテン・アメリカとの絡みがあるものと思い込んでいたのだが、全く出てこなかった。エンドロール後のアレではウインター・ソルジャーのみの出演だった。
まあ単体もの第一弾なんだからしょうがないとも言えるが、「スパイダーマン ホームカミング」ではトニー・スタークとの絡みが相当な割合であったじゃないか。

と、その方面への不満を言ってしまうということは、本作は実はあんまり面白くなかったっちゅうこってすな。
本作の目玉は、アフリカの農業小国と思われていた国が実は超ハイテク大国だった…ということくらいだ。農業小国というカモフラージュのためか、その戦闘スタイルはあくまでもアフリカの土俗的な様式を踏襲していて、なんかちょっと違うなあという気分にさせられる。
ただ釜山での大暴れはスキンヘッドの親衛隊の姐さんを含めスリリングな展開を楽しめた。
話のメインはまたもや御家騒動であり、この手の話はもう飽きてきたんだよね。
そしてラスト、世界に向けてハイテク大国であることをカミングアウトするシーンの演出は、あれもアリだとは思うが、トニー・スタークのアイアンマン宣言ほどの驚きは感じられなかったのでチト残念。
»»鑑賞日»»2019/01/25

MCU的にも、それほど関係があるとは思えない。単なる自己紹介ムービーと言ってもいいかもしれない。

●原題:BLACK PANTHER
●制作年:2018
●上映時間:134min
●監督:ライアン・クーグラー
●キャスト:チャドウィック・ボーズマンマイケル・B・ジョーダン/ルビタ・ニョンゴ
●お薦め度:---

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