Притяжение

アトラクション-制圧-

ロシア版「地球が静止する日」と言ってもいいだろう。
それ以外に書くことが無い。

これが TSUTAYA の店頭に並んでいたとしても借りることはなかっただろう。しかし U-NEXT のお試し無料期間という縁があって観ることとなった。
TSUTAYA 店頭だと間違いなくB級コーナーに陳列されているだろうが、内容はB級感が全く無い。スター・ウォーズ6のほうがよっぽどB級だ。恐るべしロシアンVFX。
なまじ言葉が判らないからクサさを感じないのかもしれないが、これが邦画だったとしたらクサくて観てられないのではないだろうか…と思うのは偏見だろうか。
SFチックなアイテムは宇宙船とアームスーツくらいなもので、アームスーツの戦闘場面は流石にちょっとCG臭が漂っているが、大した問題ではない。戦闘をしていない初登場シークエンスではアッと驚くクオリティを披露している。SFアイテムを制限したお陰で墜落場面にお金を掛けることができたのではないだろうか。地球側の装備は特殊な物は何も無く、ミリタリーのありもんで賄っているので、逆にリアリティがあるんだと感じる。
賛否あるだろうが、異星人が地球人と全く同じでしかも輸血まで出来るという設定も、こうなったら潔い。
»»鑑賞日»»2019/07/02»»U-NEXTにて

●原題:Притяжение
●制作年:2017
●上映時間:132min
●監督:フョードル・ボンダルチューク
●キャスト:イリーナ・スタルシェンバウム/アレクサンドル・ペトロフ/リナル・ムハメトフ
●お薦め度:★★★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です