ボーン・スプレマシー
躍動感あふれるカメラワーク。
これでもかと言うくらい短く分割したカットの積み重ね。
パッと見、何が起こっているのか判らないと感じるが、トータルでは見事に理解できてしまう構成力。
これこそ正に映像の魔術師なんじゃぁないでしょうか。
フィリピン映画「立ち去った女」の真逆を行く映画だ。
さて、何がこんなに本作を至高(supremacy)たらしめているのだろう?
やはり過剰なアクションがない分、これならあってもおかしくない…と思わせる知略・体技で構成されたアクションあってのことだろう。特にジェイソン・ボーンのマーシャルアーツの動きにはアッと驚くものがある。そして、そこいらへんにあるもので瞬時にピンチを切り抜ける頭の良さが
»»鑑賞日»»2020/02/05
●原題:THE BOURNE SUPREMACY
●制作年:2004
●上映時間:108min
●監督:ポール・グリーングラス
●キャスト:マット・デイモン/ジョアン・アレン/ブライアン・コックス/ジュリア・スタイルズ
●お薦め度:★★★★★★