Remember The TITANS

タイタンズを忘れない

感動のスポーツ系実話もの。
と言いたいところだが、「名作、名作」との評判が裏目に出てしまった(持ち前のヘンコツスピリットが発動してしまったかもしれない)。
アメフトが国民的スポーツの本国では、もっとアツい反応だったんだろうが、自分はアメフトのルールが全く判らないので、応援している人の反応をもってして今起こっていることを推察するしかないから、自然と反応も鈍ってしまうっちゅうもんですわ。

人種差別問題と、試合を勝ち進まなければならない試練を重ねた、如何にも映画になりそうな題材だ。穿った見方をすれば、人種差別問題という障壁がなければ、単に「がんばって優勝できました」という薄い内容でしかない。ということはこの作品の主役は人種差別問題ということになる。
そう考えると、いがみ合っていた者同士が「兄弟」と呼び合う仲にまでなる姿は確かに美しい。でも、なぜか冷めた目で見てしまう自分はヘンコツです。なーんか文部省推薦的なクサさが鼻につくんですよね。
それよりも、冒頭は葬儀のシーンから始まり、回想形式で物語が進むので、いったい誰の葬式だったんだ?という疑問が本編中ずっとぎり続けるというサスペンスフルな造りのほうが気になる。
»»鑑賞日»»2019/12/05

●原題:Remember The Titans
●制作年:2000
●上映時間:113min
●監督:ボアズ・イェーキン
●キャスト:デンゼル・ワシントン/ウィル・パットン/キップ・パルデュー
●お薦め度:---

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