ANT-MAN and THE WASP

アントマン&ワスプ

単体ものなんだから当たり前なんだけど、インフィニティ・ウォーとは何の関係もない本編だった。インフィニティ・ウォーの突破口となるような展開があるのかも…と少しは期待したんだが結果は、例によって例のごとくエンドロール近辺でチラリと触れるだけに留まった。
それも、あの時間軸だとニューヨーク(もしくは世界各地)でエラいことが起こっとるっちゅうことくらいは判っていそうな時間に、そんな呑気な実験なんかしまっか?とどうしても思ってしまう。
ああ、そうか。このチームはシールドが嫌いな人たちだから、敢えて情報を遮断していたっちゅう受け取り方もあるわけか。

さて本編はと言いますと、30年前のあのミッションで量子の彼方へと消息を絶った初代ワスプを救い出すという感動的なお話でございます。
前作での二代目アントマンの活躍で、量子世界からのサルベージも不可能じゃないということが判明したから、そこはそれ、世界有数の天才科学者でもある初代アントマンことピム博士だから、その問題だけだと約2時間の上映時間を持て余してしまうことは必至な訳でありまして、あの手この手で障壁を無理やり付け足しました〜って気がしてならない。
本編の時間軸はインフィニティ・ウォーが起こるのよりも前だということは理解しているんだけど、公開された順番で言えば、本作のほうが後になるので、どうしても「なにを呑気なことやっとんじゃい」な気分になってしまう。
膨大な数にふくれ上ったMCU作品群の見方としては、やはり公開順というのがお薦めされているんだけど、この作品に関しては、順番を繰り上げて「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」よりも前に観ることをお薦めしたい。
»»鑑賞日»»2019/04/24

アマゾンのページを見た。
紹介文によると、

そして、これが「アベンジャーズ」最新作に繋がる…

という一文がある。
まあ確かに繋がるには繋がるけど、別にあのシーンを観ていなくても、最新作(エンドゲームですな)を楽しむのに影響はないんじゃないのかな?それとももっと奥深い解釈が存在するのだろうか?

同じくアマゾンの「アベンジャーズ最新作特集」のページによると、本作は、必須項目には分類されていない。『観ればさらに面白い』扱いだ。こちらの表現は正直でよろしい。
でも必須項目に「ドクターストレンジ」が入っている。どうしよう、まだ観てない。「インフィニティ・ウォー」を観る限りでは大体のことは理解できたんだけどね。「キャプテンマーベル」は観なくてもいいのか?

「エンドゲーム」との関連性

ファーストデイが休日と重なったということもあって久しぶりに劇場へと足を運んだ。そう「アベンジャーズ:エンドゲーム」を観てきた。
結果的に言うと、本作「アントマン&ワスプ」(正確にはエンドロール近辺のおまけシークエンス)は確かに「エンドゲーム」の重要な突破口へと繋がっていた。ただし、何に対する突破口かは伏せておきたい。

またキャプテン・マーベルに関しては、「エンドゲーム」には何の説明もなく唐突に現れる。ということは「キャプテン・マーベル」のおまけシークエンスにおいて、「インフィニティ・ウォー」のおまけシークエンスに対するなんらかのリアクションが描かれているとみるのが妥当だろう。
つまり「アントマン&ワスプ」「インフィニティ・ウォー」「キャプテン・マーベル」「エンドゲーム」の順番で観るのが適当だろうということだ。
それにしても、キャプテン・マーベルはあんなに強大な力をもっているんだから、最初から参戦していればかなり局面も変わっていたのに、と思ってしまう。ま、そんなことをしちゃ作劇バランスが崩れるっちゅうことですな。
»»鑑賞日»»2019/05/01

●原題:ANT-MAN and THE WASP
●制作年:2018
●上映時間:118min
●監督:ペイトン・リード
●キャスト:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリーマイケル・ダグラス/マイケル・ペーニャ/ローレンス・フィッシュバーン
●お薦め度:★★★☆

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