Identity Thief

泥棒は幸せのはじまり

主役の二人、メリッサ・マッカーシーとジェイソン・ベイトマンのどちらもが、この人たちのイメージ通りの如何にもな役柄を演じている。にも拘わらず「もう見飽きたわ」とか「またかよ」とは感じないのが不思議だ。
比べて先日観た「タミー」には「どうでもええわ感」を感じたのはなぜだろう。
»»鑑賞日»»2020/11/24

酷評の嵐

批評家からは酷評されまくった作品らしい。それほど酷いとは思わんのだがね。

●原題:dentity Thief
●制作年:2013
●上映時間:111min
●監督:セス・ゴードン
●キャスト:ジェイソン・ベイトマン/メリッサ・マッカーシー/アマンダ・ピート/ジョン・ファブロー
●お薦め度:★★★


◉バッドガイ 反抗期の中年男

ジェイソン・ベイトマンという人の才能を感じさせる、主役兼監督作品。
俳優が監督業に手を出したというと、イマイチなことになり兼ねないことが多いなか、この作品には少なくとも★4つは進呈したくなる出来だと思う。
奇しくも「泥棒は…」と同じ年に制作されている。
日記を調べると、2015年の11月に鑑賞していた。それによると、
『単なるコメディかと思いきや、ヒューマンドラマでしたな。
主演の男が監督でもあるようだ。
インド人の子役がとってもいい味出してる。
主人公がオバハンをやりこめるシークエンスは胸がスカッとする。』
とあった。