今まで観ていなかった有名タイトルを拝見シリーズ第二弾。
この時期、本来なら毎年恒例の「ダイハード」を観るべきところだが、今年は初めて「ホームアローン」を観ることにした。
だいたいなんとなく知っていた通りのストーリーだった。まあファミリー映画なんだから、そんな突拍子もないストーリーになるわけないか。
しかし小さなことで予想と違う展開がいろいろとあった。もっと、ドロボーさんとの戦いがメインになるもんだと思っていたら、意外とその箇所はあっさりしていた。泥棒がかなりマヌケに描かれているのがファミリー映画たる所以か。
持ち前のこまっしゃくれ魂を武器に戦いまくる場面のオンパレードという予想を裏切り、隣家のおじいさんとの交流や、独りで行く買いものなど一人暮らしを満喫している様子に重きを置いているように感じた。
映画としての造りはこれで大正解だと思う。自分が予想していたような展開だと、ンなアホな！みたいなことがきっと発生してくるだろうし、あれだけしっかりと置き去りにされる経緯を描いているので、大きなツッコミを入れるスキが出ない。だから普遍的な映画に認定されるんだろう。
泥棒撃退などに何度も使われる「暴力ビデオ」は実在するんだろうか？というのが気になるところだ。
「ホームアローン」というタイトルは「ダイハード」なみに一世を風靡した感が自分の中ではあるんだけど、その認識は間違っていたということを改めて感じる次第でありました。やはり「ダイハード」は永遠に不滅です。
»»鑑賞日»»2018/12/27
