Deepwater Horizon

バーニング・オーシャン

山岳消防隊の悲劇を描いた「オンリー・ザ・ブレイブ」と対をなす実話もの。それともボストンマラソン爆破事件を描いた「パトリオット・デイ」のほうが近いかな。
さて実録ものには辛口になってしまう当ブログですが、本作はもうSFであり、実話の範疇を超えている。出てくる装置や船舶などが馴染みのない形状をしていたり、それをまた細かいディテールで描きこんでおりで、さながらSFっぽい武器を扱っているような気分にさせられる。
起こった事は実話かもしれないが、それをここまで再現している技術にも素直に驚く。
そして最後にエンドロールを見ていてもっと驚いたことがある。採掘屋のボスを演じていたのがカート・ラッセルだったということだ。その文字を見るまで全く気づかなったのだ。
»»鑑賞日»»2020/12/11

●原題:Deepwater Horizon
●制作年:2016
●上映時間:107min
●監督:ピーター・バーグ
●キャスト:マーク・ウォールバーグ/カート・ラッセル/ジョン・マルコビッチケイト・ハドソン
●お薦め度:★★★


◉ハンコック

監督のピーター・バーグって実話系のものがお得意なのかと感じていたが、自分的には★★★★以上を捧げたい「ハンコック」を監督していたとは驚きの新事実だった。ウィル・スミス、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマンが出演するコメディタッチのヘンテコヒーローもの。2013年10月16日に鑑賞していた。その時の日記には…
Mr.インクレディブル的なシチュエーション。かと思いきや、実は……な展開。
ヨメハンの反応が思わせぶりで、何かあると思わせつつ、あ、単に迷惑なだけで嫌っているのか…と納得しかけたところで、突然の急展開。
なかなか面白かった。
メインスタッフにジョナサン・モストーの名を見た。
…と書いてある。
ジョナサン・モストーと言えば、「ブレーキ・ダウン」という傑作でカート・ラッセルといい仕事をしているのも何かの因縁か。なーんてね。