Ain’t Them Bodies Saints

セインツ ―約束の果て―

やはりこれは映像ありきの作品だなと思う。
スカスカの映像では評価も随分と違ってくる。
濃密でしっとりとした映像にシビれますぜ。
話だけで言えば、どうってことのない話なんだけど、映像のお陰で詩情豊かな作品にしあがっており、いいですね。
しかし1点だけ謎な関係性がある。
あの雑貨屋が表の顔の親分と刺客の関係だ。
親分が刺客を狙撃してるような表現に見えたので、wikipediaであらすじを読むまで、あの親分自身が刺客を雇ったんだとは思えなかった。
親分が主人公をお仕置きしちゃうぞというセリフがあったので、親分が刺客を雇うというのは判るんだけど、じゃあ、なんで自分で雇った刺客を自分で仕置きにかけるのか?というのが判らない。

ヒロインの女優さん、ルーニー・マーラ、聞いたことのある名前だと思いwikipediaを調べたら、ダニエル・クレイグ版の「ドラゴン・タトゥーの女」の人だった。
»»鑑賞日»»2020/07/26»»U-NEXT

原題の意味

グーグル翻訳にお願いしても、この題名はさっぱり容量を得ませんな。
「Saints」だけなら「聖人」と単純な判りやすさなんだけど、その前の単語があることで、全く理解不能に陥ってしまう。

●原題:Ain't Them Bodies Saints
●制作年:2013
●上映時間:98min
●監督:デヴィッド・ロウリー
●キャスト:ケイシー・アフレック/ルーニー・マーラ/ベン・フォスター
●お薦め度:★★★