UNBREAKABLE

アンブレイカブル

「シックスセンス」にドギモを抜かれて、公開当時、映画館に足を運んだハズの本作だが、「シックスセンス」の衝撃が強すぎて、あんまりたいしたことなかったな…という印象が大半を占めていた。
ところがそれとは知らずに「スプリット」を観たら、実は本作の続編だったというマサカの設定だった。さらにその続編である「ミスター・ガラス」も準新作100円クーポン圏内に入ったことで、急速に本作への興味が湧いてきた。

てな訳で借りてきた。
シャマラン監督というと、失礼ながら、本作以降なんとなくイマイチ感に蝕まれていったイメージを植え付けられていたので、まあ確認しとこか程度で鑑賞に臨んだんだが、ぐいぐい引き込まれていった。いいですやん!これ!だったのだ。
ミスター・ガラスやイライジャと言う名前の記憶はなく、記憶の中ではサミュエル・L・ジャクソンが主役だったような気になっていた。でもタイトル通り、主役はブルース・ウィリス演じるところのアンブレイカブル親父であり、その覚醒から確信を描いている。
この作品のテーマとするところは、いわゆる「超能力」は実在するのか?ということになろうかと思う。そこんとこを縦糸にあーでもないこーでもないと主人公は悩むのだが、メチャクチャ怪しい「ミスター・ガラス」との交流を経て遂に確信へといざなわれる訳です。
このお話のキーアイテムとしてコミックという媒体そのものが扱われるから、マーベルやDCの近頃の一連の作品群と比べてしまう。神様やハイテクスーツに異星人とは無関係で、やってることはドジらないキックアス程度の活躍でしかないところがヒジョーにリアルなんだな。
そして最後にシャマランらしいどんでん返しで物語は締めくくられる。これに関しては、どんでん返しっちゃぁどんでん返しなんだが、ミスター・ガラスの旦那はワザと告白しているのに近い感が否めないのが、珠に瑕かもしれない。
»»鑑賞日»»2020/03/06

●原題:UNBREAKABLE
●制作年:2000
●上映時間:106min
●監督:M・ナイト・シャマラン
●キャスト:ブルース・ウィリスサミュエル・L・ジャクソン
●お薦め度:★★★★