The League of Extraordinary Gentlemen

リーグ・オブ・レジェンド

原作は「ウォッチメン」の原作者の人が書いているDCコミック作品だそうだ。映画作品は原作とは似て非なる物となっているらしい。
良く言えば「アベンジャーズ」のハシリとも言えるが、なんとも中途半端な作品だ。集結するスーパーヒーロー(?)たちは、古今東西の文学作品から登場して、一瞬「面白い!」と感じるのだが、トム・ソーヤーとネモ艦長以外は馴染みが無いので、どんどん尻すぼみして行く。特に主役であるショーン・コネリー演じるおッさんに関しては、全く知らんのも痛いところだろう。
wikipedia情報によると、原作では登場人物のウンチクやそのパロディぶりが莫大なものらしいが、映画ではそんな世界観は一切感じられない。なんとなく知っているキャラが集まってドンチャン騒ぎをしているに過ぎない。
冒頭の装甲車による銀行強盗シークエンスにはグッと惹き込まれたが、見どころと言えばそれだけとなってしまった。
»»鑑賞日»»2020/04/15»»U-NEXT
Extraordinary Gentlemen

「Extraordinary Gentlemen」のみの翻訳だと「並外れた紳士」と出てくる。
「The League of Extraordinary Gentlemen」を翻訳にかけると「臨時紳士連盟」となる。しかしこれは意にそぐわないだろう。
てなわけで「最強紳士同盟」とか「超紳士同盟」あたりの約が適当か…な?

ご冥福をお祈りいたします

2020年10月31日にショーン・コネリーは90歳で他界されたそうだ。
本稿を書くにあたりwikipediaを読むまで知らなかった。
本作が映像作品としては最後の出演となったとのことである。

●原題:The League of Extraordinary Gentlemen
●制作年:2003
●上映時間:110min
●監督:スティーヴン・ノリントン
●キャスト:ショーン・コネリー
●お薦め度:---