Inside LLEWYN DAVIS

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

それがコーエン節と言われればそれまでだが、いわゆる「何も起きない」映画。
ある売れないミュージシャンのとある数日間を描いている。
歌詞の翻訳字幕を読まなければ、なんとなくほっこりするような歌に感じられるんだけど、歌詞の内容と曲調に隔たりがあり過ぎる。だから売れないんじゃねえのか?と思ってしまう(売れない=悪い ということではない)。
まぁそういったこととは関係なく、映画の内容にストーリー性がない。コーエン作品なんだから、それで良しとする向きもあろうかとは思うが、自分にはどうも賛同しかねる。
特にコーエン作品の常連俳優ジョン・グッドマンとのドライブシークエンスが退屈でしょうがなかった。このおっさん必要なのか?他監督作ではエエ味出しとる俳優なんだけど、本作においてはナンノコッチャラな楽屋オチを言っているとしか思えない。
ということで、自分には何が良いのか分からない映画だったのだ。
»»鑑賞日»»2020/08/06»»U-NEXT

●原題:Inside Llewyn Davis
●制作年:2013
●上映時間104min
●監督:コーエン兄弟
●キャスト:オスカー・アイザック/キャリー・マリガン/ジョン・グッドマン
●お薦め度:---