INFERNO

インフェルノ

あのインドの名優(イルファーン・カーン)が圧倒的存在感。
3部作中で一番面白い。

のでありますが、ミステリーとして根幹に関わる穴が鑑賞後にじわじわと広がってくる。
最終地点に行くまではハラハラドキドキ感を堪能できるのは間違いないんだけど、最終地点の現地工作員は何もかも承知しているようにしか見えませんぜ。あれじゃあ、教授を巻き込んで謎を解く意味が全くないし、何のために謎を仕掛けたのか意味不明になってしまう。別に教授に知恵比べを挑んでいる様でもないし、むしろわざと邪魔をして貰おうとしているとしか思えない。なーんにも依頼せずに黙っていれば、あの二人の現地工作員が何の苦労もなく遂行していたんじゃぁねぇんですかい。
つまり現地工作員の存在が映画の全てを台無しにしてしまっているのだ。
と、最初は褒めちぎろうと思っていたのに、なぜか重箱の隅をドリルで穴をあけるようなことになってしまった。
»»鑑賞日»»2020/08/05»»U-NEXT

ラングドンガール

ヒロイン(と言うより、ラングドンガールと呼ぶべきか?)はフェリシティ・ジョーンズ。なんか聞いた事あると思ったら、「怪物はささやく」のお母さん役の人だった。

●原題:Inferno
●制作年:2016
●上映時間121min
●監督:ロン・ハワード
●キャスト:トム・ハンクスフェリシティ・ジョーンズ/オマール・シー/イルファーン・カーンベン・フォスター
●お薦め度:★★★