Cooking With Love

クッキング・ラブ 二つ星シェフ

クッキングと冠されているけれど、料理そのものは殆ど出てこない。どちらかと言うと、テレビ局の実情を描くことに重きを置いているように感じる。
料理そのものを出すことは簡単だろうが、それを美味そうと思わせることは至難の技だろうから、いっそ出さないほうが正解なのかもしれないと推察する。余談になるが「シェフ 三つ星フードトラックはじめました」の美味そう具合たるや、奇跡とも言える。
さて本作で一番印象に残るのはヒロインの顔立ちだろう。角度によって美人にも見えるし、……だったりもする特徴的なお顔だ。整い過ぎていると女優さんとしてはいわゆるフツーになってしまうところだが、このヒロインの場合、リアリティを与え本作を印象深いものにしているのではなかろうか。
鑑賞後、下段に出てくるこの女優さんの出演作データを見ているうちに気がついた。この数ヶ月、集中して観ていた海外TVドラマのうちの「フラッシュ」や「レジェンド・オブ・トゥモロー」に出ていた、古代エジプトの巫女さんの生まれ変わりの羽が生える人なのではないか…と。
名前はたしかケンドラで変身するとホークガール。この役はお顔立ちにベストマッチしたナイスな配役だったんですよね。そこから見出されて本作に抜擢されたのでは?と推察する次第であります。
»»鑑賞日»»2021/05/19»»Amazon Prime
ガセでした

なーんて思ったけど、全くのガセネタでした。
本作の主人公はアン・リーバートで、ホークガールはシアラ・レネーでした。ハハハ。

●原題:Cooking With Love
●制作年:2018
●上映時間:86min
●監督:ジェム・ガラード
●キャスト:アリ・リーバート/ブレット・ダルトン/ジャネット・キダー
●お薦め度:---