CAPE FEAR

ケープ・フィアー

今となっては幾分古めかしい映像表現に感じるが、そんなことは問題じゃ無いんだと判らせてくれる作品だ。
それもこれもロバート・デ・ニーロ演じるマックスの存在によるところが大きいだろう。
文字も読めなかった筈なのに、14年間の独学で恐ろしいまでの知識を習得して繰り出す頭脳戦が素晴らしい。イヤ、素晴らしいというのは語弊があるか。これがあるから「映画」として成り立つんだと思う。「ゆりかごを揺らす手」の悪女に相通じるものがある。
場面転換に使われるスピーディーな演出も見逃せない。映画全体にはどこか古臭い感があるが、それを洗い流す効能があると思う。不倫相手と興じるスカッシュのシーンも流石だ。
»»鑑賞日»»2019/12/19

●原題:CAPE FEAR
●制作年:1991
●上映時間:128min
●監督:マーティン・スコセッシ
●キャスト:ロバート・デ・ニーロニック・ノルティ/ジェシカ・ラング/ジュリエット・ルイス
●お薦め度:★★★★